祖母が亡くなり、セレモニーがひと通り終了。
遠方から来ていた父の妹達も帰って行き、
家族だけになった日。
**********
父にはふたりの妹がいる。
祖父が早くに亡くなったこともあって、
祖母は働き通しで、3人の子を育てた。
今回、父と絶縁状態にある、末の叔母への連絡をどうするか、
と思っていたら 父が自ら電話連絡した。
上の叔母は 年に2回くらい帰省がてら
祖母の施設へも顔を出していたし、
祖母の入院の度に お見舞いに来てくれていたが、
末の叔母は 7、8年前に いまの旦那さんと訪ねてきたものの
父に拒絶されてしまい、墓参りがてら 祖母と母と外で会ったはずである。
その後、一度だけ 祖母の施設に顔を出しているが
たぶん、ややしばらく祖母には会っていない。
そういう状態での祖母とのお別れだった。
末の叔母は3回結婚している。
大人の事情は 未だお子ちゃまなわたしにはよくわからないが^^;
叔母達はふたりとも なかなかのべっぴんさんなので
末の叔母が3回もご縁があったのも それもなんとなく納得してしまう。
**********
こちらでは火葬の後、お葬式がある。
お寺さんの都合で火葬の後、2日も間が空いてしまった。
火葬翌日の夕方、
めまいがすると横になっていた叔母の様子を観に行った際に
「おばちゃんはね、手相がすごく悪いのよ。
それに誕生日もすごくよくないんだって。
災いのもとになってしまうのよ」
と、
すごく唐突に 前の旦那さんとのエピソードも交えて語られた。
いまの旦那さんと幸せに穏やかな日々を送っているのだから
いまさら、こんなときに前の旦那さんの悪口を聞かせる必要などないだろう
と、ちょっと閉口しつつも叔母の話に耳を傾けていたら
上の叔母が やはり様子を観に来てくれて会話終了となって、助かった。
末の叔母は来てから とにかく喋り通しだった。
それも、祖母の思い出とかに限らず
昔話から世間話、果てはウンチク話まで とにかく話が長い。
上の叔母に言わせると 前置きが長すぎてなかなか本題に辿りつかない。
ま~、そんな感じで。。。喋ってる本人は 久しぶりの身内との再会で
喋ること満載だったのだろうが、こっちにはそんなにのんきに
くっちゃべっている暇などなかったので
今回何が疲れたって、この叔母の相手が一番疲れた^^;
思わず、口動かす暇があるなら、手を動かして!と
言いそうになったものの、なんとか今回は言わずにガマン(爆)
祖母のセレモニーを ほぼ自宅で執り行うことにしたので
ぶっちゃけてしまえば 葬式が終わるまでゆっくり悲しんでいる暇などなかった。
心臓の弱い母など 案の定狭心症の発作を起こしたし。
それでも暇なく動いていた。
妹も今回よく頑張ってくれた。
妹が居てくれたので、わたしもすごく助かった。
**********
夜21時過ぎに施設から亡くなったとの電話連絡が入り、
車で1時間以上の距離を 両親が大雨の中迎えに行った。
祖母が霊柩車に乗って帰ってきたのが1時過ぎ。
葬儀やさんが帰ったのが3時頃。
それから、すこしだけ横になったものの ウツラウツラしてる間に5時。
結局ほとんど眠ってない身体で あれこれと準備が始まり、
翌日には火葬という段取りになった。
老衰で、誰もいないところで亡くなった祖母はものすごく小さかった。
上の叔母夫婦は この日の夕方到着。
そして、
末の叔母夫婦は 翌朝の到着で、納棺された状態での対面だった。
何度直しても 顔が右に傾き、何度目を閉じさせても薄めをあけていた。
叔母達はもちろん泣き通しだったけど
何故か不思議にわたしは全く涙がこぼれてこなかった。
**********
全てが終わり 叔母達や従姉弟達も帰って行った。
忌明けのセレモニーの際には
葬儀の参列を遠慮してもらい、火葬の日に留守番に来てもらった
母方の伯母や叔母達に来てもらうことになった。
上の叔母は 呼ばれればひとりで来るから、と言って帰ったが
末の叔母は ひとりでは絶対に来ないだろうから、旦那さんもセットになる。
あの夫婦がまたセットで来ることを考えるだけで、正直げんなりだ(ーー;
それは口に出さずとも家族一同同意見^^;
火葬の晩 お手伝いに来てくれていた母方のおば達が驚くくらい
祭壇を前にして、明るい宴会になった^^;
徹夜でかけつけてきた末の叔母夫婦だったが
その疲れた身体にアルコールが入ったおかげで、
叔母の旦那さんが はちきれてしまった。
つい、昨日まで絶縁状態だった人とは思えないくだけっぷり。
その様子に わたしはただただ閉口で、接待に徹したのは言うまでもない。。。
**********
末の叔母は 身体が枯れるほど涙を流したと言っていたが
我が家一家は マジメに泣いている暇など無かった。
それでも、
上の叔母は 何かと気遣いさりげなく手伝ってくれたものの
末の叔母は 泣いているか、横になっているか、喋っているか、で。
あまりに末の叔母が喋ってばかりで邪魔で
話しかけられ、わたしが困っている様子を察して
妹が呼びに来てくれたシーンもあった。
若い頃、小姑達より年下の若い嫁だった母は
妹親子2組が帰省して、長居すると相当大変だったらしい。
子供ながらに その様子を感じてわたしも大きくなった。
今回、たぶん20年ぶりくらいに 末の叔母に会って^^;
これだもん、災いのもとになるわ(ーー;と、納得。
生まれた日が悪いのでも、手相のせいでもなく、叔母自身のせいだ。
寂しい思いをさせたからだろうか、
祖母は 娘達をほとんど叱ったことがないらしい。
確かに一見穏やかな人だった。
なので、母は何かおきる度に
「おばあちゃんが何も言わない、娘達に甘いせいだ」と言ったくらい。
皮肉にも 祖母の死で、不仲だった兄妹達が久しぶりに再会することとなった。
せめて、祖母が元気なうちに
みんなで笑って会えていたら よかったのに、ね。。。
遠方から来ていた父の妹達も帰って行き、
家族だけになった日。
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父にはふたりの妹がいる。
祖父が早くに亡くなったこともあって、
祖母は働き通しで、3人の子を育てた。
今回、父と絶縁状態にある、末の叔母への連絡をどうするか、
と思っていたら 父が自ら電話連絡した。
上の叔母は 年に2回くらい帰省がてら
祖母の施設へも顔を出していたし、
祖母の入院の度に お見舞いに来てくれていたが、
末の叔母は 7、8年前に いまの旦那さんと訪ねてきたものの
父に拒絶されてしまい、墓参りがてら 祖母と母と外で会ったはずである。
その後、一度だけ 祖母の施設に顔を出しているが
たぶん、ややしばらく祖母には会っていない。
そういう状態での祖母とのお別れだった。
末の叔母は3回結婚している。
大人の事情は 未だお子ちゃまなわたしにはよくわからないが^^;
叔母達はふたりとも なかなかのべっぴんさんなので
末の叔母が3回もご縁があったのも それもなんとなく納得してしまう。
**********
こちらでは火葬の後、お葬式がある。
お寺さんの都合で火葬の後、2日も間が空いてしまった。
火葬翌日の夕方、
めまいがすると横になっていた叔母の様子を観に行った際に
「おばちゃんはね、手相がすごく悪いのよ。
それに誕生日もすごくよくないんだって。
災いのもとになってしまうのよ」
と、
すごく唐突に 前の旦那さんとのエピソードも交えて語られた。
いまの旦那さんと幸せに穏やかな日々を送っているのだから
いまさら、こんなときに前の旦那さんの悪口を聞かせる必要などないだろう
と、ちょっと閉口しつつも叔母の話に耳を傾けていたら
上の叔母が やはり様子を観に来てくれて会話終了となって、助かった。
末の叔母は来てから とにかく喋り通しだった。
それも、祖母の思い出とかに限らず
昔話から世間話、果てはウンチク話まで とにかく話が長い。
上の叔母に言わせると 前置きが長すぎてなかなか本題に辿りつかない。
ま~、そんな感じで。。。喋ってる本人は 久しぶりの身内との再会で
喋ること満載だったのだろうが、こっちにはそんなにのんきに
くっちゃべっている暇などなかったので
今回何が疲れたって、この叔母の相手が一番疲れた^^;
思わず、口動かす暇があるなら、手を動かして!と
言いそうになったものの、なんとか今回は言わずにガマン(爆)
祖母のセレモニーを ほぼ自宅で執り行うことにしたので
ぶっちゃけてしまえば 葬式が終わるまでゆっくり悲しんでいる暇などなかった。
心臓の弱い母など 案の定狭心症の発作を起こしたし。
それでも暇なく動いていた。
妹も今回よく頑張ってくれた。
妹が居てくれたので、わたしもすごく助かった。
**********
夜21時過ぎに施設から亡くなったとの電話連絡が入り、
車で1時間以上の距離を 両親が大雨の中迎えに行った。
祖母が霊柩車に乗って帰ってきたのが1時過ぎ。
葬儀やさんが帰ったのが3時頃。
それから、すこしだけ横になったものの ウツラウツラしてる間に5時。
結局ほとんど眠ってない身体で あれこれと準備が始まり、
翌日には火葬という段取りになった。
老衰で、誰もいないところで亡くなった祖母はものすごく小さかった。
上の叔母夫婦は この日の夕方到着。
そして、
末の叔母夫婦は 翌朝の到着で、納棺された状態での対面だった。
何度直しても 顔が右に傾き、何度目を閉じさせても薄めをあけていた。
叔母達はもちろん泣き通しだったけど
何故か不思議にわたしは全く涙がこぼれてこなかった。
**********
全てが終わり 叔母達や従姉弟達も帰って行った。
忌明けのセレモニーの際には
葬儀の参列を遠慮してもらい、火葬の日に留守番に来てもらった
母方の伯母や叔母達に来てもらうことになった。
上の叔母は 呼ばれればひとりで来るから、と言って帰ったが
末の叔母は ひとりでは絶対に来ないだろうから、旦那さんもセットになる。
あの夫婦がまたセットで来ることを考えるだけで、正直げんなりだ(ーー;
それは口に出さずとも家族一同同意見^^;
火葬の晩 お手伝いに来てくれていた母方のおば達が驚くくらい
祭壇を前にして、明るい宴会になった^^;
徹夜でかけつけてきた末の叔母夫婦だったが
その疲れた身体にアルコールが入ったおかげで、
叔母の旦那さんが はちきれてしまった。
つい、昨日まで絶縁状態だった人とは思えないくだけっぷり。
その様子に わたしはただただ閉口で、接待に徹したのは言うまでもない。。。
**********
末の叔母は 身体が枯れるほど涙を流したと言っていたが
我が家一家は マジメに泣いている暇など無かった。
それでも、
上の叔母は 何かと気遣いさりげなく手伝ってくれたものの
末の叔母は 泣いているか、横になっているか、喋っているか、で。
あまりに末の叔母が喋ってばかりで邪魔で
話しかけられ、わたしが困っている様子を察して
妹が呼びに来てくれたシーンもあった。
若い頃、小姑達より年下の若い嫁だった母は
妹親子2組が帰省して、長居すると相当大変だったらしい。
子供ながらに その様子を感じてわたしも大きくなった。
今回、たぶん20年ぶりくらいに 末の叔母に会って^^;
これだもん、災いのもとになるわ(ーー;と、納得。
生まれた日が悪いのでも、手相のせいでもなく、叔母自身のせいだ。
寂しい思いをさせたからだろうか、
祖母は 娘達をほとんど叱ったことがないらしい。
確かに一見穏やかな人だった。
なので、母は何かおきる度に
「おばあちゃんが何も言わない、娘達に甘いせいだ」と言ったくらい。
皮肉にも 祖母の死で、不仲だった兄妹達が久しぶりに再会することとなった。
せめて、祖母が元気なうちに
みんなで笑って会えていたら よかったのに、ね。。。
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